「全国がん登録」データ発表

2019年1月17日、厚生労働省より「全国がん登録」の集計データが発表されました。
「全国がん登録」というのは、2016年から始まった日本でがんと診断されたすべての人のデータを国で一つにまとめて管理すると言う制度です。

今回、制度が出来てはじめてのデータ公表ということになります。
今までは、各自治体が中心となってデータを集めていました。

どう変わったかと言うと、スッキリしない感じのデータがスッキリするようになったと言う感じでしょうか。

例えば、人は「移動」します。
福岡に住んでいるから、福岡で治療をするとは限りません。
例えば、粒子線治療を受けるなら佐賀県鳥栖市の「サガハイマット」でしょう。
引っ越しをするかも知れません。

福岡と佐賀は別々の自治体です。各県でデータ集めを、と考えるとスッキリしません。
これを国が行うと、どちらも日本国内ということですから、スッキリします。

国が管理するので、データ集めもしやすくなりますし、ルールもひとつです。

スッキリすれば、データがより正確になるので、役立てやすいわけです。

2016年にがんと診断された人は99 万 5132 人

2016年にがんと診断された人の性別、部位別のデータは

男性
1位 胃(92,691人, 16.4%)
2位 前立腺(89,717人, 15.8%)
3位 大腸(89,641人, 15.8%)
4位 肺(83,790人, 14.8%)
5位 肝(28,480人, 5.0%)

女性
1位 乳房(94,848人, 22.1%)
2位 大腸(68,476人, 16.0%)
3位 胃(41,959人, 9.8%)
4位 肺(41,634人, 9.7%)
5位 子宮(28,076人, 6.6%)

男性は、1〜4位まではあまり変化はありません。5位の肝臓になると、一気に数値が低くなっています。
女性は、圧倒的に乳がんが多く、大腸は男性と変わらない程度ですが、胃がんも肺がんも男性より数値が低くなっています。

なぜなのか非常に気になるところですが、きっと偉い先生が研究してくれることと思います。
少なくとも、男性と女性は性器の違いだけでなく、他にも色々な違いがあるということなのでしょう。

75歳までにがんになるかも知れない確率は34.2%

生まれてから死ぬまでに、およそ3人に一人はがんになる確率です。

生まれてから、死ぬまでにかかるかも知れない「がんになる確率」性別、部位別のデータは

男性
1位 大腸(6.8%)
2位 胃(6.2%)
3位 前立腺(6.0%)
4位 肺(5.5%)
5位 肝(1.9%)

女性
1位 乳房(8.7%)
2位 大腸(3.9%)
3位 子宮(2.7%)
4位 肺(2.4%)
5位 胃(2.1%)

現在の罹患数とは少々違いが見られます。
これからは胃がんにかかる人が減るということなのでしょう。
ピロリ菌の除菌など、予防的な医療が出てきた成果でしょうか?

まとめ

今回は、データの概要にかかれていたものを紹介してみました。
次回は、都道府県別の順位などデータを調べておきたいと思います。

参照

【厚生労働省】全国がん罹患数 2016年速報
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/gan/gan_toroku.html


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