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フコイダンの分子量は販売店によって主張が異なる

販売店ごとに様々な主張がありますが、フコイダンが高分子の多糖類(高分子化合物)であることを書いたものは幾つもありますが、否定した論文や研究結果はどこにも見当たりません。(*4)
このことからも、フコイダンが高分子であることは明らかなのですが、低分子化するとどうなるかを考察してみようと思います。
フコイダンの基本構造は「フコース」「ガラクトース」などの分子が繰り返し結合したものであるとされています。

名称 分子量
フコース 164.16
ガラクトース 180.156

例えば、最も小さなフコイダンの基本骨格は3つの部品で構成されています。繰り返しという条件を満たすため、フコース3つを2回繰り返しで計算(*5)しても分子量 984.96 ということになります。
低分子フコイダンを推奨する販売店が言う分子量500以下では基本骨格が2個繋がることもできません。

今回の例では、最低の数値を表すためにフコース3つを2回としましたが、高分子化合物は数回程度の結合であれば、特別に名前があるほどです。
結合回数が多いものを高分子化合物と呼ぶのですから、フコイダンは高分子であることが基本だといえます。

*4?少なくとも、Google検索で「フコイダン」と検索して出てくる全てのページとPubmedの全ての論文(タイトルと要旨のみのチェック)においては見当たりませんでした。

*5?フコース(164.16)x3個?x?2回=984.96