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免疫力を維持するために重要な免疫細胞とは

最終更新日:2017年04月18日

ひとことで免疫といっても、ヒトの免疫力に関わる免疫細胞はいくつかあり、役割も違います。免疫細胞の役割を理解すると、私たちの体がどのように免疫力を維持しているかわかりやすくなるでしょう。

今回は、免疫力を維持するために重要な免疫細胞についてわかりやすく説明します。

そもそも免疫細胞とは?

私たちの体は、小さな細胞が集まってできています。例えば、心臓や肺も元々は小さな細胞ですが、それらが集まって組織となり、体を正常に維持するように動いていると考えてください。

体の外には、細菌やウィルス、カビなど多くの病原体が存在しますが、それらから体を守る力が免疫力です。そして、免疫力に関わっている免疫細胞もまた小さな細胞となっています。

では、免疫細胞はどこに存在しているのでしょうか。正解は血液中です。

血液は体の中をめぐっているので、健康を脅かす状態を見つけやすいと考えられています。免疫細胞は、具体的には血液の中の白血球のことで、病原体から私たちの体を守るために常に巡回をしているのです。

ひとことで免疫細胞といっても、さまざまな種類と役割がありますが、一般の方には馴染みがないですよね。大きくは、病原体を発見する、病原体の情報を伝える、病原体を攻撃するという3つの役割にわけることができます。

主な免疫細胞は、それぞれの役割によってマクロファージ、樹状(じゅじょう)細胞、NK細胞と呼ばれています。

マクロファージは、病原体に向かっていき丸ごと飲み込みます。病原体が多ければ、マクロファージも増えていきます。樹状細胞は、病原体の詳細な情報を他の免疫細胞に伝えます。NK細胞は、ナテュラルキラー細胞のことで、体内に発生した悪い細胞や感染した細胞を素早く攻撃します。

免疫細胞の鍵は腸にあった!

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免疫細胞は血液中の白血球をさすことがわかりましたが、その多くが存在する場所があります。答えは腸です。最近では腸を健康に保つ腸活などが注目されていますが、腸は免疫細胞の約6割が存在する体の中で最大の免疫器官といわれています。

腸は、口や鼻を通して病原体が入ってくるだけでなく、食べ物も吸収しなくてはいけません。つまり、体の中にありながら、病原体や外界の物質と常に接する必要がある臓器です。同時に、腸は病原体の侵入を防ぐための重要な免疫器官といえます。

腸の免疫細胞を活性化することは、免疫力を高めることにつながります。具体的には、腸内細菌のバランスを整えると免疫細胞の活性化を助ける働きによるものです。

腸内には善玉菌、悪玉菌、日和見菌とよばれる腸内細菌が存在しています。しかし、バランスが崩れると悪玉菌や日和見菌が増えてしまい、下痢や便秘になるだけでなく、免疫力も低下しさまざまな病気の原因となってしまうでしょう。

腸の免疫細胞を活性するためには、善玉菌やビフィズス菌などが含まれるヨーグルトや発酵食品、善玉菌のえさになる食物繊維を豊富に含む野菜や海草類、きのこ、豆類を積極的に摂るとよいといわれています。

また、コンブやワカメに含まれるフコイダンは、免疫細胞を活性化させることがわかっているので摂りいれてみるとよいかもしれません。

注目はTh1細胞とNK細胞

免疫細胞には、主にはたらくマクロファージ、樹状細胞、NK細胞があることがわかりました。しかし、他にも免疫力に関わる免疫細胞が存在します。

マクロファージ、樹状細胞、NK細胞が病原体に対してすぐに反応する第一部隊とすると、これから紹介するTh1細胞、Th2細胞、キラーT細胞、B細胞などは第二部隊といえるかもしれません。

Th1細胞は、第一部隊から病原体の情報を受け取り、攻撃力のあるキラーT細胞を増やす役割があります。また、NK細胞に病原体の情報を送り、攻撃力を高めることも可能です。

Th2細胞は、Th1細胞とバランスをとりながら存在しています。Th2の主な役割は、B細胞とよばれる免疫細胞にはたらきかけて抗体を作らせることです。

抗体とは、病原体に対して直接攻撃するためのものだと考えてください。体の中に抗体ができると、同じ病原体が再び体内に侵した時にすぐに反応できるようになります。

キラーT細胞は、その名の通り殺し屋とよばれる免疫細胞です。NK細胞のように、病原体に感染した細胞を発見次第、攻撃して殺します。

B細胞は、先ほど説明したようにTh2細胞から指令を受けると抗体を作る細胞のことです。適度にはたらくとよいのですが、過剰にB細胞が機能するとアレルギーの原因になることが知られています。

免疫細胞にはいくつかの種類と役割があることがわかりましたが、注目すべきはTh1細胞とNK細胞でしょう。NK細胞もTh1細胞も、病原体を攻撃するために重要な役割を果たしているからです。また、NK細胞とTh1細胞はお互いに刺激し合い、病原体への攻撃力を高めています。

まとめ

免疫力を維持するために重要な免疫細胞の役割についてまとめました。免疫細胞の多くは腸に存在しており、腸にとってよい食事を摂ることは免疫力アップにつながるようです。

毎日の食生活を見直して、免疫力を高めて風邪やがん、アレルギーに負けないような健康な体を維持していきましょう。

この記事を書いた人

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大塚真紀

東京大学大学院医学系研究科卒。 内科医師として10年勤務。腎臓と透析が専門。現在はアメリカに滞在し主婦をしながら医療系記事ライティングに従事。医師としての記事の監修、医学生用のコンテンツ作成経験有。

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